企業体験記 | CareerCross Journal /journal Mon, 21 Aug 2023 08:17:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.2 /journal/wp-content/uploads/2021/08/cropped-512-32x32.png 企業体験記 | CareerCross Journal /journal 32 32 外資系企業では要注意!?出身国で異なる時間の感覚 /journal/overseas-sense-of-time/ /journal/overseas-sense-of-time/#respond Thu, 10 Aug 2017 05:22:00 +0000 /journal/?p=134

日本と海外では時間の感覚が異なると言われているのをご存じですか?

外資系企業で働いた方などから「『今日中』のはずが週明けに納品された」「『5分後』と言われたのに集合したのは30分後だった」などのエピソードを耳にした経験があるかもしれませんが、自分には関係ないと考えている方も多いでしょう。
しかし、日本の外国人労働者数は過去最高を更新し続けており、今後海外出身者と働く機会は増えていくと予想されるため、海外出身者と働く機会が絶対に無いとは言い切れません。

時間に関するトラブルを避けるためにも、出身国によって異なる時間の感覚について知っておきましょう。

時間の感覚を決めるのは文化と価値観

時間の感覚は、文化や価値感といった様々な要素の掛け合わせによって決まるとされています。

外資系企業やグローバル企業を中心に、日本国内でも”国” “文化” “価値観”の異なる人と交流する機会が増えているため、それぞれの要素を知識として覚えておいてください。

ポリクロニック文化とモノクロニック文化

アメリカの文化人類学者エドワードホール(Edward Twitchell Hall, Jr)は「時間感覚は文化の違いから来ている」という考えを持ち、国や民族による時間感覚の違いを「ポリクロニック文化」と「モノクロニック文化」の2つの考え方で説明しています。

  • ポリクロニック文化:時計時間をさほど重視しない
  • モノクロニック文化:時計時間に厳密に従う

それぞれの特徴を簡単に解説します

ポリクロニック文化圏では時間の優先順位が低い?

ポリクロニック文化圏の出身者は、同時に複数のタスクに取り組むことが一般的で、時間や仕事より周囲との関係を重視すると言われています。南欧の一部の国や南米、中東などが代表例です。
時間が循環的で周期的なものとして理解するポリクロノリズムからきており、「時間を柔軟に使う」「瞬間の重要性を強調する」といった傾向があります。

外資系企業などでポリクロニック文化圏の出身者と同じプロジェクトに参加する場合、タスクの締め切りには注意した方が良いかもしれません。仮に「〇月●日の▲時」と指定しても、締め切りより優先順位の高い要件(仕事以外も含む)が入った場合に守られないおそれがあるからです。

モノクロニック文化圏には日本が含まれる

モノクロニック文化圏の出身者は、一つのタスクに集中して取り組むことが一般的で、時間を厳格に守ることを重要視します。日本やドイツなどが代表例です。時間を直線的かつ一度に一つのことに集中して使うモノクロノリズムからきており、「予定やスケジュールを立てて時間を管理する」傾向があります。
そのため、異なる国であっても、モノクロニック文化圏の出身者同士は待ち合わせや締め切りのトラブルが起きにくいと言われています。

時間の価値観

時間の概念が「お金」と密接に結びついた国の出身者にとって、貴重で限られた時間を効率的に使うことが重要です。彼らは限られた時間を浪費しないようスケジュールや約束の時間を厳守する傾向があります。特徴だけで言えば、前述のモノクロノリズムとの共通点が多く見られます。

一方、時間が「空気」のように目の前にたくさんあると考える国では、時間に柔軟性を持たせるのが一般的です。それらの国の出身者は時間を消費する感覚がないため、スケジュールを厳密に守らない傾向があります。
前述のポリクロノリズムとの関連は定かではありませんが、仮に、”時間に柔軟性を持たせる国”かつ”時間の優先順位が高くない(ポリクロノリズム)”の組み合わせが起こることを想像すれば、一緒に仕事をするのが難しいと考える日本人は多いでしょう。

ただし、個人の価値観に左右されるおそれがあるため、一義的に決めつけないよう注意が必要です。

「5分でやります」はニュアンスの表現

ポリクロニック文化圏に分類されるスペインや中南米では、「5分でやります」という表現をする場合があります。これは文字通りではなく「すぐにやります」というニュアンスの表現です。
「すぐに」は主観的なものを表しており、多くの場合において日本の「すぐ」よりも許容範囲が広い傾向があります。「5分で」と言われて実際には30分以上かかる場合があるため、ニュアンスの表現の「すぐにやります」をそのまま受け取らないよう注意が必要です。

また、「8分で」や「10分で」といった言い換え表現もあります。「8分」「10分」もニュアンスの表現のため、すぐにはできないが1時間はかからない場合などに使用されます。

なお、「5分」「8分」「10分」の使い分けには個人差があるため注意しましょう。

「今日中にやります」は今日中に終わるわけではない

前述の表現のほかに、「今日中に」や「今週中に」などの表現も使用されます。

仮に「今日中」と言われた場合、日本の感覚では「頑張って残業して夜中の12時までには出来るんだろう」などと受け取ってしまいがちですが、それはあくまでニュアンスの表現です。
就業時間を過ぎた仕事は翌営業日または次週に持ち越される傾向があるため、期待している期日を過ぎてしまうおそれがあると念頭に置いておきましょう。

「日本式の時間」と伝えることが擦り合わせのコツ

時間に対する考え方が違う例として、キャリアクロスの元スタッフの体験談を紹介します。

以前、南米のある国に出張した際、日本に出張経験がある日本通の取引先の人をビジネスディナーに招待しました。「19時にレストランで」という私の指定に対して、「それは日本式の時間か、当地式の時間か」と返答が返ってきたことが印象的でした。「日本式の時間」と伝えると、その人は指定の時間の30分前に来て待っていました。私より早く着くとは思っていなかったので、とても驚いたことを覚えています。

このエピソードのポイントは、「日本式の時間」と伝えて感覚を共有したことです。仮に”19時”という時間の指定だけであれば、待ち合わせの時間に来なかったかもしれません。
“時計通り”を大切にする日本とは違い、”時計通り”を大切にしない国では、時間を時計で計らないことがあるからです。時計を守らないと目くじらを立てるより、時計で計らない人もいると理解した上で上手く付き合うコツを知っておいた方が、異なる感覚を持つ相手と建設的な関係を築くうえで重要だと覚えておきましょう。

まとめ

ここまで時間の感覚の違いについて解説してきましたが、注意したいのは「何が良くて何が悪い」という主旨の話ではないということです。冒頭で触れた通り、今後海外出身者と働く機会を得た際、今回の話を思い出していただければ幸いです。

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企画の仕事に英語は必要なのか?企画職の人が英語を学ぶメリット・デメリットを解説 /journal/kikaku_eigo/ /journal/kikaku_eigo/#respond Thu, 29 Jun 2023 08:27:19 +0000 /journal/?p=1599

コロナ禍以来、海外移住に憧れを持つ人を中心に、英語を勉強しようと考える人が増えているようです。英語を使う仕事と言えば通訳やキャビンアテンダントなどの職種を思い浮かべる人が多いと思いますが、実際には多くの職種で英語の需要が高まっています。
この記事では、とくに企画職で英語を学ぶメリットやデメリットについて解説します。現在企画の仕事をしている人や、これから企画の仕事へ転職を考えている人は、記事の内容を参考にしてみてください。

企画職の仕事内容とは

はじめに、企画職の業務内容について説明します。

一般的に、企画職は組織や企業において戦略的な目標を達成するための計画を立案・実行する役割を持っています。具体的な仕事内容は組織や業界によって異なりますが、代表的なものは以下です。

・戦略的計画の策定
・プロジェクト管理
・マーケティング戦略の策定
・コミュニケーション戦略の策定
・成果分析と評価

上記は一般的な企画職の仕事内容ですが、組織やポジションによってさまざまな業務が追加される場合や、特定の領域に特化している場合があります。企画職は戦略的な思考力や分析力、コミュニケーション能力が求められる役割であり、組織の成長と発展に貢献する重要な役割を果たします。

戦略的計画の策定

企画職の代表的な職務は、組織のビジョンや目標に基づいた長期的な戦略計画の策定です。市場調査や競合分析を行い、現状の把握や将来の方向性を考慮しながら、組織の成長や競争力を向上させるための戦略を立案します。
企業の組織構造にもよりますが、経営戦略を専門的に扱う企画職は経営企画として切り分けられている場合があります。

プロジェクト管理

企画の実行に伴い発生する新製品やサービスの開発、マーケティングキャンペーンの実施など、様々なプロジェクトの計画・管理も業務領域です。予算の立案やリソースの調整、スケジュール管理などを通じて、プロジェクトの目標達成を推進します。

マーケティング戦略の策定

マーケティング領域における企画職の業務は、製品やサービスに関するマーケティング戦略の立案です。ターゲット市場や顧客のニーズの分析、市場動向の調査や競合分析を行い、効果的なプロモーションや広告キャンペーンを計画します。
最近は、企画職とマーケティング職が別個に設けられている企業も一般的です。

コミュニケーション戦略の策定

内外のステークホルダー(利害関係者)とのコミュニケーション戦略の策定も企画職の業務です。メディアリレーションの構築や広報活動の計画、社内外のコミュニケーションフローの設計など、情報の伝達や関係構築に関する戦略を立案します。
なお、企業によっては専任の広報職が担当している場合があります。

成果分析と評価

提案・実施したプロジェクトや戦略の成果を定量的・定性的に分析し、評価するのも企画職の業務です。データの収集や分析、レポート作成などを通じて、達成した成果や課題を把握し、次の戦略の改善に生かします。

戦略的計画の策定における英語を使えるメリット

企画職の代表的な職務として前述した<戦略的計画の策定>について、英語を使えるメリットには以下のようなものがあります。

・学習の効率化
・国際的なマーケット分析
・グローバルなパートナーシップの構築
・インターナショナルチームのリーダーシップ

学習の効率化

英語を使える人は、英語圏のビジネス書籍や専門書、研究論文などの情報にアクセスできるため、世界各地の最新のビジネストレンドや戦略的なアイデアに触れることができます。英語圏の成功事例やベストプラクティスを学び、自身の戦略に活かせるでしょう。

国際的なマーケット分析

英語を使える人は、英語圏の市場調査や競合分析レポートにアクセスできます。これにより、国際市場のニーズやトレンドを把握し、それに基づいて効果的な戦略を立案することができます。また、英語を使って外国の顧客やパートナーと直接コミュニケーションを取り、市場の洞察を得ることもできるでしょう。

グローバルなパートナーシップの構築

英語を使える人は、英語圏の企業や専門家との連携やパートナーシップを構築することができます。異なる国や文化のビジネスパートナーとの協力により、新たなビジネス機会や戦略的な提携の形成が可能です。

インターナショナルチームのリーダーシップ

海外企業やグローバル企業と協業する場合、多国籍なチームでの戦略的計画策定では、英語を共通のコミュニケーション言語として使用することが一般的です。英語を使える人は、国際的なチームのリーダーシップを取ることができ、メンバー間の円滑なコミュニケーションや意思疎通を促進できます。

プロジェクト管理における英語を使えるメリット

次に、前述の企画職における<プロジェクト管理>について、英語を使えるメリットには以下のようなものがあります。

・グローバルなサプライヤーやベンダーとの協力
・マトリックス型組織でのプロジェクト管理
・国際的なプロジェクトの管理

グローバルなサプライヤーやベンダーとの協力

プロジェクトにおいては、サプライヤーやベンダーとの連携が重要です。英語を使えることで、国際的なサプライヤーやベンダーとの交渉や契約、要件の調整などをスムーズに進めることができます。
また、グローバルな市場での調達やリソースの確保においても、英語を使ったコミュニケーションが必要です。

マトリックス型組織でのプロジェクト管理

多くの組織では、プロジェクトが横断的な部門にまたがって展開されることがあります。英語を使えることで、異なるチームや部門との協力やコーディネーションを円滑に行えます。異なる専門領域や文化を持つメンバーとの意思疎通を図り、プロジェクトの進行や成果を最大化が可能です。

国際的なプロジェクトの管理

グローバルな企業や組織では、国境を越えたプロジェクトの管理が行われることがあります。英語を使えることで、異なる国や地域のチームとのプロジェクト管理がスムーズに行えます。プロジェクトの計画やスケジュールの調整、進捗の追跡、リスク管理などを円滑に行い、目標達成をサポートできるでしょう。

マーケティング戦略の策定において英語を使えるメリット

企画職がマーケティング戦略の策定において英語を使えるメリットは、次のようなものです。

・グローバルな市場へのアクセス
・グローバルな競合分析とマーケットリサーチ
・インターナショナルなマーケティングコミュニケーション
・グローバルなパートナーシップの構築

グローバルな市場へのアクセス

英語を使えることで、グローバルな市場にアクセスし、マーケティング戦略を立案することができます。英語は国際的なビジネスの共通語として広く使用されており、英語を理解し、使いこなすことで、異なる国や地域での消費者行動や市場動向を把握し、グローバルなマーケットにおける競争力を高めることができるでしょう。

グローバルな競合分析・マーケットリサーチ

英語を使えることで、英語圏の企業やブランドの競合分析が可能です。英語圏の競合他社のマーケティング戦略やキャンペーン、ブランドメッセージにアクセスすることで、市場のトレンドや成功事例を把握し、自社の戦略に活かせます。
また、英語はマーケットリサーチにも役立ちます。英語を使って市場調査レポートや消費者インサイトの分析、顧客の声の収集を行えば、マーケティング戦略の改善や最適化をより効果的に行えるでしょう。

インターナショナルなマーケティングコミュニケーション

英語を使えることで、インターナショナルなマーケティングコミュニケーションを行うことができます。グローバルな市場に向けた広告、プロモーション、コンテンツなどを英語で作成し、効果的にターゲットオーディエンスに伝えることができます。また、英語を使ってソーシャルメディアやオンライン広告などのグローバルなマーケティングチャネルを活用することもできる点もメリットです。

グローバルなパートナーシップの構築

企画職の人が英語を使えれば、グローバルなパートナーシップを構築する機会が増やせるでしょう。英語圏の企業やブランドとの提携や共同プロモーションを行うことで、相互のブランド価値を高め、市場拡大や新たなビジネスチャンスを創出が可能です。

コミュニケーション戦略の策定において英語を使えるメリット

企画職がコミュニケーション戦略の策定をする場合、英語を使えることによるメリットは以下のようなものです。

・ステークホルダーとのコミュニケーション
・グローバルなコミュニケーションチャネルの活用
・マーケット動向の把握
・グローバルなブランドメッセージの開発

ステークホルダーとのコミュニケーション

グローバルなビジネス環境では、さまざまな国や文化のステークホルダーとのコミュニケーションが必要です。英語を使えることで、異なる言語や文化を持つステークホルダーと円滑にコミュニケーションを取ることができます。国際的なクライアントやパートナーとの関係を築き、効果的なコミュニケーション戦略の策定に役立ちます。

グローバルなコミュニケーションチャネルの活用

英語を使えることで、グローバルなコミュニケーションチャネルの活用が可能です。英語を使ったウェブサイト、ソーシャルメディア、ブログ、ニュースレターなどのコンテンツを作成し、グローバルなオーディエンスに向けて情報を発信することで、よりマスに向けてアプローチできます。

マーケット動向の把握

英語を使えることで、英語圏のマーケット情報やトレンドを把握できます。英語の情報源や市場レポート、ビジネスニュースなどを活用して、国際的なマーケット動向や競合情報を収集すれば、コミュニケーション戦略をより効果的なものに調整できるでしょう。

グローバルなブランドメッセージの開発

英語を使えることで、グローバルなブランドメッセージを開発することができます。英語を使ったコピーライティングやブランドストーリーテリングにより、異なる国や文化のオーディエンスに対して魅力的で効果的なメッセージを伝えることができます。グローバルなブランドイメージを構築し、国際的なマーケットでの競争力を高めることは、今後ますます重要になってくるでしょう。

成果分析と評価における英語を使えるメリット

企画が英語を使えるメリットは、施策の策定と実行だけで得られるわけではありません。その後のプロセスである成果分析と評価においても、以下のようなメリットを得られます。

・データ分析
・パフォーマンス指標の比較
・グローバルな報告書やプレゼンテーション
・フィードバックの収集

データ分析

英語で書かれた市場調査データや分析レポートを読み解き、国際的な視点でデータを分析することで、グローバルなマーケットのトレンドや顧客の嗜好を把握して成果分析や評価をより的確に行うことができます。

パフォーマンス指標の比較

企画が英語を使えれば、異なる国や地域のパフォーマンス指標の比較が可能になります。具体的には、英語で書かれた業績レポートや競合他社の成果分析結果を参照し、自社のパフォーマンスを評価することにより、国際的な基準やベンチマークに基づいて成果を評価して改善策や戦略の調整を行えるでしょう。

グローバルな報告書やプレゼンテーション

英語を使えれば、企画に関する報告書やプレゼンテーションを英語で作成できます。質の高い英語で的確かつ鮮明なレポートやプレゼンテーションを作成し、国際的なステークホルダーに対して成果や評価を効果的に伝えることができます。グローバルなプロジェクトやグローバルなチームとのコミュニケーションにおいて、英語を使った報告やプレゼンテーションが重要なのは言うまでもありません。

フィードバックの収集

英語を使えることで、グローバルなフィードバックを収集し、成果を評価することができます。英語を使って顧客やパートナーからのフィードバックや評価を受け取り、それを成果分析に反映させることができます。国際的な視点からのフィードバックを取り入れることで、戦略や施策の改善につなげることができるでしょう。

デメリットは学習にかかる時間と労力

英語を学習する際、企画に限らず、以下のようなデメリットがあります。

・時間と労力の要求
・苦手意識や自信の欠如
・文化や背景の違いへの適応
・発音や文法の難しさ
・モチベーションの低下

時間と労力の要求

英語を学習するには時間と労力が必要です。新しい言語を学ぶためには、定期的な学習や練習の取り組みが必要です。学習に時間を割くことや継続的な努力が求められるため、忍耐力とコミットメントが必要と考えられます。

苦手意識や自信の欠如

初めて英語を学ぶ場合やコミュニケーション能力に自信のない場合、自己効力感や自信の欠如が生じることがあります。新しい言語を使ってコミュニケーションすることは、間違いや誤解が生じる可能性があるため、苦手意識を感じることがあります。人によっては挫折の大きな原因となるため、注意が必要です。

文化や背景の違いへの適応

英語を学ぶ際には、英語圏の文化や背景にも触れることになります。文化の違いや異文化間のコミュニケーションの壁に直面することがあり、適応や理解が必要となる場合があります。

発音や文法の難しさ

英語は発音や文法のルールが複雑な言語の一つです。正確な発音や文法をマスターするためには時間がかかることがあり、初学者にとっては難しい要素となることがあります。

モチベーションの低下

英語学習は継続的な努力が必要なため、モチベーションが低下することがあります。特に途中で挫折感を感じたり、成果がなかなか出ない場合には、学習意欲を保つことが困難になることがあります。

企画の仕事に役立つ英語力の基準はCEFRのレベルB2以上?

CEFR(セファール)とは、ヨーロッパ言語共通参照枠と訳されている、ヨーロッパ全体で外国語の学習者の習得状況を表す場合に用いられるガイドラインで、英語を含む40の言語で参照枠が提供されています。
1980年代から1990年代後半にかけて、欧州評議会(Council of Europe)が「ヨーロッパ市民のための言語学習」プロジェクトを推進した際の基準になりました。
企画を含め、仕事に役立つ基準とされているCEFRのレベルB2は6段階の下から2番目です。「基礎段階の言語使用者」に位置付けられており、CEFR以外の検定試験に換算すると、以下だとされています。

ケンブリッジ英検120-139
英検1700-1949 (おおよそ英検準2級相当)
IELTS該当なし
TOEFL iBT該当なし
TOEFL L&R+S&W625-1145
参照:【2022】CEFR(セファール)の各レベルを解説!主要英語検定試験のスコアに換算すると?

ただし、上記はあくまでも目安です。実際に業務で求められる英語のレベルは企業やポジションにより異なることを頭に置いておいてください。

日本では一般的にTOEIC800点以上が必要と言われている

一般的にTOEIC800点程度がビジネス英語として使える英語力の基準と言われています。
TOEIC800点は、「英語が十分にできる」レベルとされており、ビジネスシーンでも困ることなく英語でコミュニケーションがとれる状態です。
ただし、企画と一口に言っても業界や企業によって担当領域が異なるうえ、専門性が高い場合はTOEIC800点の英語力でもわからない内容が出てくると推測できます。とくに外資系企業ではその傾向が強いため、英語力の詳細が気になる人は「外資系で必要な英語力とは」を確認してください。

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成功者インタビュー04 最初の段階で条件を絞りすぎず、幅広く検索したことで希望の職種へ転職成功! /journal/candidate-interview-vol4/ /journal/candidate-interview-vol4/#respond Mon, 04 Apr 2022 08:03:40 +0000 /journal/?p=997
Job Interview Employment Human Resources Concept

「 リモートの案件が多かったのは利用させていただいて良かった点だと思います。あまり条件をきつくすると求人数が限られますので、最初は条件を絞りすぎず、幅広く検索して後で絞り込んで見つけました。」

転職成功者様プロファイル:

前職 : 外資転職エージェントにて営業

現職 : 外資メーカー人事

応募 : 1社

スカウト : 10社

転職活動期間 : 2週間

内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職の仕事内容をお伺いできますか?

転職成功者様:前職は外資系転職エージェントにて営業職を3年ほどしておりました。

紹介予定派遣と派遣の雇用形態をメインで、商社やメーカーを担当させていただいておりました。営業事務や貿易事務といった職種を得意とし、求職者と企業の両方にヒアリングを行う両面型なのでキャリアアドバイザーとしても勤務しておりました。

キャリアクロス:両面型がやりやすいのでしょうか?

転職成功者様: 片面型は経験がないので比べられません。私の場合、派遣の雇用形態の経験がありました。オフィスに直接お伺いして社内の様子も見せていただき、実際に目で見たことを候補者の方にお伝えして、企業の魅力を知っていただけるっていうのがすごくいい経験だったかとは思います。

キャリアクロス: 転職エージェントとしてキャリアクロスはご利用いただいていましたか?

転職成功者様: はい。使用させていただいていました。

キャリアクロス: 前職の勤続年数は3年ですが、それ以前の勤務経験はありますか?

転職成功者様: 早く働いて自立するため、専門学校を卒業後すぐの20歳から働いています。1社目は貿易事務、フォアディングの会社で3年ほど、一応総合職で勤務しておりまして、通関業を担当しておりました。なので今回で3社目になります。

キャリアクロス: 英語を使う仕事だったのでしょうか?

転職成功者様: 1社目に関しては、どちらかというと法律の知識が必要な仕事で、英語はそこまで使わなかったです。英文の契約書などは目を通しますが、確認する場所は日付とかサインだけでした。もうちょっと英語を使う仕事かつ営業職に転職したいと思って、前職に転職しました。

キャリアクロス: 前職のエージェントのとき、求職者の方は日本人でお客様は外資系のお客様であったりという、インターナショナルな感じでしたか?

転職成功者様: そうですね。ただ、関西は東京にくらべてどうしても語学力の高い方が少ないので、TOEICの600-700点ぐらいの方から、英語力がない方もいらっしゃいました。

例えば、ちょっとシステムエンジニア系のご経験があったりとか、経理系の経験があるという方は、ご紹介できるポジションが稀にあったりするのでお話させていただいてました。

現職について

キャリアクロス: 現在の仕事内容をお伺いできますか?

転職成功者様: 現在は、外資メーカーでHRとして勤務しています。アジア・オセアニア・アフリカエリアの採用が担当です。私はノルマ付きの試用期間中ではありますが、今月から日本以外のマレーシアとシンガポールのエリアも担当する予定になっています。

転職のきっかけ

キャリアクロス: 今回のご転職のきっかけを教えてください。

転職成功者様: きっかけは、他社の外資系企業で転職エージェントとして勤務されていた先輩がキャリアモデルになったことです。

彼は3年間、大手のエージェントで経験を積んでから人事にキャリアチェンジしたいと考えていたそうです。そのエージェントに対しては、3年後は人事になるというキャリア目標をお伝えしたうえで入社されたっていう話を聞いて、私も似たようなキャリアを考えてみようと思っていました。

家庭の事情もあり、私が条件として設定していたのは、関西勤務、かつ外資系で採用の仕事ができる、そしてリモートワークを積極的に行っている会社でした。それらの条件をもとに今回の求人を見つけたんです。

企業側は7月1日入社を希望されていたようでしたが、私が求人を見つけたときに既に9月だったのですぐ入社できました。

キャリアクロス: 転職活動期間が2週間と短いのですが、応募したのは1社だけですか?

転職成功者様: そうですね、1度はこの会社にチャレンジしてみようと思いまして。

キャリアクロス: そうなると、前職で働きながら転職活動して転職先が決まったのですか?

転職成功者様: はい。おっしゃる通りです。

キャリアクロス: 今回、年収が大幅に上がりましたが、年収も転職の条件でしたか?

転職成功者様: そうですね。コロナの影響もあり、本来もらえていたであろうお給料をもらえなかったので、前職の年収に関して少し不満がありました。

キャリアクロス: 転職を決める際、外資系 / 日系でこだわりはありましたか?

転職成功者様: グローバルな環境で、英語が飛び交うほどでなくても会話で使えることが希望でしたので、外資系企業を希望しておりました。

キャリアクロス: 仮に外資系企業と同じように英語が使えれば、日系でも?

転職成功者様: そうですね、でも結局は企業の雰囲気が大事だと思っています。たとえ英語が使えても、老舗の企業などで雰囲気が合わないと言って退職してしまう友人もいます。私の高校はイギリス発祥のインターナショナルな環境だったので、同じ高校出身の友人には同じ働き方を好む人が多いです。

キャリアクロス: 現在は、職務の中で英語を日常的に使用していますか?

転職成功者様: 社内に外国人の方がそんなに多いわけではないのですが、日本語を話せない外国人の方が部署のトップなので、日常的に英語を使います。直属の上司はマレーシア在住インド人の方です。

ただ、今の業務が日本在住の日本人の方にスカウトメールを送って面談するという流れなので、業務はどうしても日本語の割合が高くなります。

キャリアクロス: ヨーロッパの本社に行く機会はありますか?

転職成功者様: 今はないですが、経験を積んだら本社に1年単位で行かせていただける機会もあるようです。

それとは別に、私の上司や所属チーム全体の中心となるのがマレーシアなので、コロナが明けたらぜひ一度マレーシアにとお声がけいただいています。

英語の学習方法

キャリアクロス: 英語はどちらで学ばれたのでしょうか?

転職成功者様: 10代前半に、だいたい小学5年生から中学卒業までアメリカに住んでいました。帰国後も毎年、長いときで1ヶ月とか、数週間単位で遊びにいったりしていました。社会人としてアメリカで勤務した経験はないので仕事をする自信はないのですが、インターン生としての経験はあります。

キャリアクロス: ちなみに小学校5年生の時にアメリカに行ったときに入った学校は一般の学校ですか?入学前から英語を話せましたか?

転職成功者様: 一般の学校でしたが、英語を話せなかったので、準備のためにアメリカに渡る2ヶ月前から塾に通っていました。ESL(English for Second Language)Classという英語を話せない子供たち向けの授業をするクラスが午後にありましたので、そちらに1年ほど参加していました。

キャリアクロス: 1年後には英語を話せるようになりましたか?

転職成功者様: 一般的には、1年経ったときに耳が慣れて、言ってることを理解できるようになり、2年目に入るぐらいから自分の意思を伝えられるようになると言われています。私もだいたいそれに当てはまっていて、ESL自体は2年ぐらいで卒業することができました。

キャリアクロス: では、ほぼネイティブでいらっしゃるんですね?

転職成功者様: そうですね。でも中学校までなので、ボキャブラリーはやはりちょっと幼い部分があります。ビジネス英語とはいえそんなに難しい単語は必要ない場合もありますので、そこまで困っていません。帰国してからもTOEICや英検1級を取りましたし、努力はしていました。

私の兄弟もキャリアクロスを使っていますが、弟に関してはアメリカに行ったのが5歳だったので、日本語の習得のほうが彼にとってはチャレンジでした。妹は本当にバイリンガルで両方の語学が得意なタイプだと思います。下の弟に関しては英語の方が全然得意で、家に帰ると妹と英語で会話しています。

海外駐在

キャリアクロス: 今後、海外駐在の願望はありますか?

転職成功者様: 本当は、家族の都合ではなく自分の力で海外に行って教育の仕事がしたいと思っていました。教育業界でも2年の経験がありますが、学校で勤務することになるので、一般企業勤務の方とは違い世界が狭く感じてしまったのです。

このような経緯があり、一般企業でお金の動きとかもわかる仕事がしたくて、実際働いてみたらその仕事が面白くて、こちらの方が合っているなと思いました。もちろん日本で会社に所属しながら海外に行かせてもらう機会があれば挑戦してみたいと思います。

キャリアクロスを知ったきっかけ

キャリアクロス: キャリアクロスを知ったきっかけを教えていただけますか?

転職成功者様: キャリアクロスは、インターネットでバイリンガル求人というワードで検索して登録させていただいたと思います。

キャリアクロス: 登録した理由を教えてください。

転職成功者様: 当初は、外資系でなくてもいいので英語を使える仕事がしたいと思っていました。初めて就職活動をするときに、バイリンガル秘書の仕事に憧れて、シェアオフィスの会社などで募集していることを知りました。本格的に転職活動を始めてから、登録をしたと思います。

キャリアクロス: 登録時、キャリアクロスに期待したことはありますか?

転職成功者様: 関西で仕事を希望していたので、関西圏で英語の使用頻度が高い求人を求めて登録させていただきました。

キャリアクロス: 実際は期待通りでしたか?

転職成功者様: そうですね。今回に関しては、リモートの求人も条件の一つになったんで、リモートの案件が多かったのは利用させていただいて良かった点かなと思います。関西の求人希望でしたので、あまり条件をきつくすると数が限られますので、最初は条件を絞りすぎず、幅広く検索して、後で絞り込んで見つけました。

キャリアクロス: ありがとうございました。

インタビューを終えて

今回は求人サイトを通して転職をされるのが初めてだったとのこと。条件を絞りすぎず、最初は幅広く検索して絞り込むのが希望の求人を見つけるコツ。また、積極的にサイト内の会社情報に目を通して情報収集していたことも転職成功につながった点だと思いました。

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成功者インタビュー03 業界、職種、フルリモート、給与アップの全ての希望項目を満たして転職成功! /journal/candidate-interview-vol3/ /journal/candidate-interview-vol3/#respond Thu, 10 Mar 2022 00:43:40 +0000 /journal/?p=922

「 無料のサイトにも関わらず、結構自分のキャリアにフィットする案件が多いと思いました。求人の検索機能が充実しているのがすごく良かったです。」

転職成功者様プロファイル:

前職 : 日系自動車部品メーカー 品質保証マネージャー

現職 : 外資系自動車部品メーカー 技術営業担当

応募 : 4社

スカウト : 2社

転職活動期間 : 10ヶ月

内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職で担当されていた業務内容を教えてください。

転職成功者様: 品質保証マネージャーとしての業務を行っておりましたが、社内で組織変更がありまして、商品戦略のアナリスト業務も兼任しておりました。2つの仕事を掛け持ちする変則的な形でした。

品質保証の方は、自動車のパワーステアリングのモーターなどの商品群の品質保証、商品戦略の方はEV用の駆動モーターの商品戦略という形で行っておりました。一見、品質保証と商品戦略は無関係にも思えますが、私のキャリアがずっと自動車畑でしたので、幅広い知識を持っている人間があまり多くなく、私に白羽の矢がたったのだと思います。

キャリアクロス: お話を聞く限り、お忙しそうですね。

転職成功者様: 商品戦略は発足したばかりの部署だったので、最後の方がすごく忙しかったです。欧州でガソリン車を制限するような動きが出たあたりから急に騒がしくなりましたね。

キャリアクロス: 日系企業という事ですが、英語が使われる機会はありましたか?

転職成功者様:品質保証の業務の際、製品に対するクレームなど品質面での問題の窓口も行ってまして、担当してる顧客が全部海外の顧客でしたので英語でした。

部下も日本人ではなかったため、会社に行っても日本語をあまり使わない生活が長く続きました。

キャリアクロス: 多国籍な感じでしたか?

転職成功者様:系列の東南アジアに展開していた会社からのメンバーが中心でした。コミュニケーションは英語でしたね。

キャリアクロス: 言語はもちろんの事、文化の違いもありましたか?

転職成功者様:多国籍の企業ということで、クロスカルチュアルコミュニケーションの研修がありまして、国ごとのビジネスカスタムや特徴などを学びました。

国によって、こういうのはNGみたいな情報を事前に持っていた方が良いので、役立ちました。

現職について

キャリアクロス: 現在のお勤め先について教えてください。

転職成功者様: 外資系のスタートアップ企業です。こちらも自動車部品メーカーで、技術営業担当をしております。

キャリアクロス: そのような業務内容でしょうか?

転職成功者様: タイトルはセールスアプリケーションエンジニアということですが、まだ日本で動いているメンバーが少ないので、やれる事はみんなやるみたいな感じになっています(笑)

前職が品質保証の仕事でしたので、そういった目線でも商品を見て欲しいとも言われていますし、これまでのコネクション含む色々なところに声をかけて拡販を手伝って欲しいという事も言われています。

基本的に、商談をする上では、技術のバックグラウンドがなければやりとりに時間がかかります。その辺りのコミュニケーションがスムーズにできる人間を採用したいという事で声をかけていただいたイメージです。

キャリアクロス: 外資ですと、社内では英語を使うのでしょうか?

転職成功者様:アジアパシフィック地域の拠点が海外にあり、そこのジェネラルマネージャーが日本の社長を兼ねる形で運営されています。その人間とのやりとりは英語ですね。

英語の習得方法

キャリアクロス: どちらで英語を習得されましたか?

転職成功者様: 元々は自動車会社で勤めていまして、その時代に2回、通算で6年間、米国に駐在していた経験があります。

最初の2年は、アメリカの大学と共同研究をする目的で行きました。

後の4年は、自動車会社間の業務提携が盛んだった頃にシナジーを出す目的で、相手の技術センターの中にデスクをもらって活動していました。その間は、日本語を使わない生活をしていたので、英語力が鍛えられたと思います。

キャリアクロス: では、行ってから鍛えた感じですか?

転職成功者様: 行った時点では、分からなくてやばいなという感じでした(笑)

キャリアクロス: どのような経緯で海外駐在に選ばれたのでしょうか?

転職成功者様: 各部で候補者を出したのですが、ラッキーにもその中に私も選ばれ、最終的に駐在が決まりました。

社内で時間外の英会話無料のコースがあり、割と真面目に出ていて、当時TOEICで700点取れるか取れないかぐらいの英語力でした。

そのレベルでしたので、渡米後、最初の頃は現地の学生達が早口で喋りだすと何を話しているか全然わからなかったですね。(笑)

キャリアクロス: 700点では十分ではない感じでしたか?

転職成功者様: 全然十分ではないです。大学が9月始まり、非英語圏から来る人のための英語コースで勉強しました。

それを6月ぐらいに入って3ヶ月やりました。3ヶ月でも十分ではなかったですね(笑)

転職のきっかけ

キャリアクロス: 今回の転職でも英語を使いたいという希望でしたか?

転職成功者様: 転職のきっかけは、家庭の都合とコロナのことが重なったことです。より英語を使いたいからというよりは、もう少し今の自分の事情に合った職に就きたくて探し始めました。

今の仕事を選んだ決め手は、フルで在宅で仕事ができるところです。また給与が少し上がるというところも魅力でした。

キャリアクロス: コロナの状況もご転職のきっかけになったということですね?

転職成功者様: そうですね。前職より近い場所でなど、自身のスタイルに合った仕事を探すきっかけになりました。

キャリアクロス: ご転職活動期間が10ヶ月程度と書かれていますが、ご経験を活かせてさらに希望に合う仕事を探されたということでしょうか?

転職成功者様: リモートになってから、時間と精神面の両方で楽になりました。空いた時間を両親とのコミュニケーションなどに充てる余裕もできました。

キャリアクロス: 転職活動されている中で、スカウトが2社、応募が4社ということですが、決められたのはスカウトと応募、どちらだったでしょうか?

転職成功者様: ダイレクト(直接採用企業)のスカウトですね。

キャリアクロス: 他の転職サービスを同時にご利用されていましたか?

転職成功者様: はい。ソーシャルメディアも使って転職活動をしていました。何件か紹介はきたのですが、勤務地が遠かったり、希望しているような仕事にはなかなか出会えなかったです。

また、個人的に長い付き合いのある転職エージェントさんがおりまして、求人へアプローチ方法などずいぶんアドバイスをしてもらっています。

キャリアクロスの印象

キャリアクロス: キャリアクロスをご利用いただいて何か印象に残った事はありますか? 

転職成功者様: これは私自身の感想ですけれど、無料のサイトにも関わらず、結構自分のキャリアにフィットする案件が多いと思いました。私の製造業の経験と、職務内容も合っていましたね。

例えばキャリアクロスで私の職種と業界で絞って検索した時、自動車関連で今だいたい300件くらいあります。

製造でも、500件ほどありまして、キャリアクロスでフィットする案件はあるという気はします。

例えば、私は品質保証マネージャーをする前に、同じ会社でプロジェクトマネージャーの仕事をしていました。プロジェクトマネージャーを自動車業界で探そうと思っても、そのような選択肢がないサイトが結構ありました。IT系のプロジェクトマネージャーが圧倒的に多いので、業界で絞って探せるのが良かったと思います。

数が多くても、自分のリクエストにヒットしなかったら意味がないですし、検索機能が充実していることはすごく良かったと思います。

ちなみに、キャリアクロスとは別で有料サイトも利用したのですが、あまりいい案件には出会えなかったです。

キャリアクロス: ありがとうございました。

インタビューを終えて

キャリアクロスの検索機能を利用して「英語を使える・自動車業界・フルリモート」といった希望の条件に合った仕事に出会えたことが今回の転職でよかった点かと思われます。より詳細に検索をかけたことで、現在のライフスタイルや今までの経験に見合うお仕事を、希望の条件で絞って効率よく探せたことが今回の転職の良い点だと思いました!

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成功者インタビュー06 スカウトメールに積極的に返信して希望の職種へ転職成功! /journal/candidate-interview-vol6/ /journal/candidate-interview-vol6/#respond Tue, 12 Apr 2022 06:29:28 +0000 /journal/?p=1065

「スカウトメールを通じて、全然視野に入ってなかった企業からのお声がけがきっかけになり、転職に成功することができました。」

転職成功者様プロファイル:

採用決定までの転職活動期間 : 3か月程度

日本語レベル : ネイティブ

英語レベル : ネイティブ

転職前の会社の職種 : NPO法人の事務局員

転職後の会社の職種 : バイリンガルITソリューション関連事業 調達部

応募 : 15社

スカウト : 5社内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職はNPO法人事務局員ということでしたが、業務内容はどのようなものでしたか?

転職成功者様:演劇鑑賞に関する団体でしたので、そちらの事務員として、個人情報の取り扱いやデータ入力、ストックの確保、会場・ミーティング予約、月々の会計なども含めて、幅広く担当しておりました。

キャリアクロス:演劇関係がお好きなんですか?

転職成功者様:好きです。プロの劇団を自分たちの町に呼んで、それを会員の人たちがお金を持ち寄って見るんです。

年に6回のお芝居をコンスタントにやっていました。コロナ禍になってから、もう全然見に行けなくなって、ちょっと悲しいところがあります。

転職の理由

キャリアクロス:転職の理由を教えていただけますか?

転職成功者様:コロナの影響で運営が難しくなり、転職というより新たな職を探してたところでした。

事務が私と上司の2人しかいないような小さい法人で、運営していくには会員からの会費のみが財源でした。会員数がどんどん減って会費が減ってしまい、運営していくのが難しいというところがありました。

現職について

キャリアクロス:転職先の業務内容をお伺いできますか?

転職成功者様:現職はプロキュアメントといって、調達部になります。バイリンガルITソリューションなのですが、様々なクライアントから発注依頼が来て、見積もりをいただいて、OKが出たら発注をするという流れです。

キャリアクロス:なるほど。日本語、英語ともにネイティブレベルということは、新しい職場では日本語と英語両方を使うのでしょうか?

転職成功者様:そうですね。オフィスではほぼ日本語なんですけれども、クライアントと話すときに、メールで英語と日本語を両方使っています。誓約書なども全て英語で書かれています。

キャリアクロス:会社の雰囲気は日本的、外国的のどちらですか?

転職成功者様:日本的ではありますが、皆さんフレンドリーな方が多くて、結構オープンな感じがします。

キャリアクロス:今回のご転職の際、外資系と日本の会社でご希望はありましたか。

転職成功者様:特にはこだわりはなかったです。ただ、どちらにしても、もっと英語が活かせるようなところに行きたかったというのがありました。

キャリアクロス:働き方はリモートワークでしょうか?

転職成功者様:現在はオフィスに行く機会がほとんどなく、リモートワークが多いです。ただ、請求書がたくさん来る時期などの繁忙期には、臨機応変に出社しています。

キャリアクロス:働き方について希望はありましたか?

転職成功者様:実際にほかの社員と顔を合わせる機会があるので、リモートでできる日はリモートにして、基本的には出社で大丈夫という今の状況は良いと思っています。

キャリアクロスを選んだ理由

キャリアクロス:キャリアクロスで転職活動をしようと思った理由を教えていただけますか?

転職成功者様:バイリンガルの人を強みにしているところが一番の理由でした。

また、サイトを使っていて、私にとって一番インターフェースなどがわかりやすかったのが、キャリアクロスでした。

キャリアクロス:操作感が良かったということですね。

転職成功者様:はい、欲しい情報がすぐに出てきましたから。

キャリアクロス:希望の条件で検索をした際、ご希望に沿った求人は、ある程度出てきましたか?

転職成功者様:最初の希望は事務だったので事務で幅広く検索すると、かなりの求人数になってしまい確認が大変そうだなと感じました。その後詳細をもう少し絞ると、確認できる件数になりました。

キャリアクロス:最初に期待していたこと、実際に使ってみてギャップを感じたことはありましたか?

転職成功者様:バイリンガル求人の検索サイトと書いてあったのですが、最初は英語を使った求人が多いだけだろうな、と思っていました。

サイトを使ううちに、ほぼ全ての求人がバイリンガル向けということに後から気付きました。検索で出てくる求人には日本語記載の情報だけでなく英語記載の求人もあったので、思ったよりもバイリンガルに特化していると感じたんです。使ってみて印象が変わったんですよ。

キャリアクロス:今回のご転職では自分で検索して応募しましたか?それともスカウトから決まりましたか?

転職成功者様:今回はスカウトの方でした。キャリアクロスのスカウトメールをいただいて、もっと詳しい話をするために個人的にメールでやりとりをして、最終的に採用に繋がりました。

スカウトメールって面白いなと思っていて、前職は事務でしたが、調達部という全く視野に入ってなかった職種でお話をいただいて。最初はどんなお仕事か分かりませんでしたが、やり取りさせていただいて色々なお話を聞くうちに理解ができました。また、スカウトメールをいただいた方がすごく良い方だったのもあって、最終的に仕事が決まったんです。

転職活動中の方へ

キャリアクロス:転職活動中の方に何か共有できることやアドバイスがあればお願いします。

転職成功者様:今回は、キャリアクロスのスカウトメールを通じて全然視野にも入ってなかった先からのお声がけがきっかけになり、転職に成功することができました。

たとえ仕事内容が全然分からなくても、お話ししていくうちにお仕事の内容が理解できることもあるので、スカウトを受けたら躊躇わず積極的にどんどん返信をして話を聞いてみるのが大事だと思います。

キャリアクロス:ありがとうございました。

インタビューを終えて

今回の転職成功のキーとなったのは、はじめにキャリアクロスのサイトに職歴情報をしっかりと記入したこと、また受け取ったスカウトメールをそのままにせず積極的に返信した点だと思います。

応募するか迷ってしまったときにも、応募前にいったんスカウトメールでのやり取りを通して、お話だけでも聞いてみるという姿勢が大切ですね!

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成功者インタビュー02 転職成功のカギはレジュメを更新して転職活動をすぐスタートできたこと! /journal/candidate-interview-vol2/ /journal/candidate-interview-vol2/#respond Fri, 04 Mar 2022 06:22:21 +0000 /journal/?p=906

「 レジュメをアップデートして活動して、今までの経験を活かせて、興味が持てる会社を見つける事ができて幸運だったなと思います。 」

転職成功者様プロファイル:

前職 : 外資系翻訳会社 / Webエンジニア

現職 : 外資系臨床試験システム会社 / Webエンジニア

応募 : 4社

スカウト : 8社

転職活動期間 : 3ヶ月内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職でご担当されていた業務内容を教えていただけますか?

転職成功者様:前職は外資系の翻訳会社で、大手のIT企業のWebページの日本語化を請け負っていました。私は翻訳されたコンテンツをCMSなどでアップロードするシステムを技術的に担当しておりました。

キャリアクロス :翻訳にも携わったのでしょうか?

転職成功者様:翻訳は校正など全て終わったものが来ますので、翻訳業務はなくWebエンジニアの業務に専念しておりました。

現職について

キャリアクロス :現在のお勤め先での業務内容を教えていただけますか?

転職成功者様:外資系企業で臨床試験システムの開発を担当しております。お医者様が患者様のデータを直接入力して、クラウドで管理し統計などを見れるシステムです。お客様にデモをしたりプリセールスの手伝いや、問題点の本国へのレポートなども行っております。

キャリアクロス :英語は使用されますか?

転職成功者様:今のところはそれ程ではないですが、本社からのドキュメントは全て英語ですね。上司が海外におりますので、グループミーティングを週1で行ったり、月に1回は全体ミーティングがあったりします。

キャリアクロス :今後、海外の本社で勤務される可能性はありますか?

転職成功者様:この2年間、出張自体があまりなかったようです。夏ぐらいにコロナの状況が落ち着けば、全社で顔合わせができるような機会は予定されています。

好きであればですけど、外国にいけたりする機会があるのは外資系企業の魅力だと思います。なかなか個人で海外に行く機会はないので、仕事で行く機会があるのは良いですね。

キャリアクロス :外資系から外資系への転職ですが、そこは意識していましたか?

転職成功者様:外資系の雰囲気が好きでしたので意識はしていました。現在の勤務先は、会社のポリシーから上下関係がフラットで、CEOとも気軽に話せる雰囲気です。仕事の開始時間なども、コアタイムぐらいはありますが、フレックスで自由度が高いです。

また、英語力を求められる所で働きたいという希望がありました。

今回の転職について

キャリアクロス :転職の理由を教えていただけますか?

転職成功者様:前職で担当していたエンジニアとしての業務ですが、日本でなくても良いという事で、別の国へ業務が移管されました。その結果、仕事がなくなり、エンジニア以外の業務も少しこなしていたのですが、転職する事にしました。

もともと転職は色々考えていて、活動はしていたのですが、今回の事を受け本気で探して、結果すぐに決まったので良かったと思います。

キャリアクロス:今回の転職でこだわった部分はどこでしょうか?

転職成功者様:職務経験、語学力が活かせる事、また興味を持ってやれる事です。

今までとは違う業界だったので面白いと思えました。年収の希望はありましたが、高すぎて就職できないよりは心地よく働ける環境を優先しました。会社の業績が伸びているので、入ってから上げる事も可能だと思ったんです。

また、自宅からの距離も近くドアトゥドアで30分程度なのも良かったです。リモートと出勤を選べるので、自分は気分転換をかねて出勤しています。日本支社は人数が少ないので、人柄重視で優しいタイプの人が多いですね。雰囲気が好きな点も好印象でした。

キャリアクロスの感想

キャリアクロス:キャリアクロスの感想を教えていただけますか?

転職成功者様:10年ほど前に転職した際もキャリアクロスを利用していて、それからずっと登録だけしておりました。今回は、さらにレジュメをアップデートして活動したのですが、今までの経験を活かせて、興味が持てる会社を見つける事ができて幸運だったなと思います。

インタビューを終えて

すでにキャリアクロスへのご登録があり、レジュメを更新してすぐ転職活動を開始できたのが、早期に転職を成功されたポイントと思われます。また、今回の転職でこだわった部分にも明確な優先順位があり、成長中の企業であれば年俸は入ってから上げるなど、柔軟な決断も重要なポイントであるように感じられました。心地よく働ける会社、すばらしいですね。

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成功者インタビュー05 英文レジュメを作成し経歴や長所などをまとめ、転職の目的を明確化したことで希望の職種へ転職成功! /journal/candidate-interview-vol5/ /journal/candidate-interview-vol5/#respond Fri, 08 Apr 2022 00:27:10 +0000 /journal/?p=1016

レジュメを更新する事で自分の経歴や長所などを見直すのが大事。それにより転職の目的が明確になる。

転職成功者様プロファイル:

日本語レベル : 流暢

英語レベル : ビジネスレベル

前職 :  パソコンハードウェア修理サポート

現職 :  IT helpdesk

応募 : 5件

スカウト : 1件

転職活動期間 :  3か月

内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職の仕事内容をお伺いできますか?

転職成功者様:パソコンのハードウェアを修理するカスタマーエンジニアをサポートする仕事でした。

キャリアクロス:外資系 / 日系のどちらでしたか?

転職成功者様:日系企業です。

キャリアクロス:英語を使う機会はありましたか?

転職成功者様:あまりなく、システムの入力ぐらいでした。英語を活かせる環境で働きたいというのも、今回の転職理由の一つです。

現職について

キャリアクロス:転職先のご担当はITヘルプデスクですね。前職と仕事内容の違いはありますか?

転職成功者様:前職では、ITの知識を活かせる場面がほとんどありませんでした。ネットワークに関連するCCNA(Cisco Certified Network Associate)という資格を取得しましたので、その知識を活かしたいと思っていました。

また、新しい職場では外資系企業のお客様が相手なので、英語力も活かせると思っています。

キャリアクロス:外資系 / 日系でこだわりはありましたか?

転職成功者様:できれば外資系で探していました。理由は語学力を活かせるところです。また、多様性を重視する環境で働きたいと思っていました。バックグラウンドが違う方々と接したりすることで、自分にとっても勉強になると思ったんです。

キャリアクロス:転職の理由について詳しく教えていただけますか?

転職成功者様:はい。まず1点目は、語学力を活かして働きたいという点です。2点目は、資格を習得したうえで、直接お客様にサポートできる職種で、さらにITスキルも磨けるという点です。

キャリアクロス:前職より年俸も上がるということですが、こちらも転職理由になりましたか?

転職成功者様:そうですね、ちょうど希望の年俸条件に合っていたので。

語学スキルの習得方法

キャリアクロス:日本語がお上手ですが、日本語はどうやって習得されましたか?

転職成功者様:中国の大学で、日本語を専攻していました。その後日本へ2年間留学し、その後日系企業へ就職しました。

キャリアクロス:英語に関してはどうやって習得されたのですか。

転職成功者様:中国で小学校のときからずっと勉強していて、TOEFLや受験勉強で勉強しました。でも日本に来てからあまり使う機会がなかったので、英語の動画を見たりして忘れないようにしていました。

キャリアクロスの感想

キャリアクロス:キャリアクロスを使ってみて、何か気が付いた事はありましたか?

転職成功者様:とにかく求人を探しやすかったです。ITや購買などキーワードを入力したら、他の転職サイトよりもたくさんの求人が出てきました。また、外資系求人が多いところも魅力でした。

他の日本の転職サイトは日本人向けの印象が強かったので、外国人にも門戸が広く、外国語が活かせる求人に特化したサービスを利用したいと思っていました。

キャリアクロス:キャリアクロス内の求人紹介は日本語と英語の両方がありますが、どちらをメインで使っていましたか?

転職成功者様:私の場合は両方です。最初は日本語で探していましたが、興味を持った求人に関しては英語のページも見たりしました。

転職期間は3ヶ月で、見合う求人があった際に応募するスタイルで活動しました。

キャリアクロス:スカウトメールも受け取っていましたよね?

転職成功者様:はい。レジュメを更新したタイミングでスカウトメールがありました。

キャリアクロス:履歴書を更新すれば企業側の検索結果の上位に表示されやすくなりますので、レジュメが閲覧されたんですね。

求職中の方へのアドバイス

キャリアクロス:他の求職者の方にアドバイスはありますか?

転職成功者様:履歴書をまとめることです。履歴書を作成するうちに自分の経歴とか長所を振り返れるので、応募する前にもう一度まとめる方が良いと思います。まとまっていると、求人を探すときにもっと正確な条件で絞れますし。あとは、応募前にできれば英語のレジュメも作成した方が良いと思います。

キャリアクロス:今回は希望の条件に合った転職でしたか?

転職成功者様:希望通りで満足です。ありがとうございました。

インタビューを終えて

今回の転職成功のポイントは、今までに培ったビジネス英語のスキルと取得したITの資格を活かせる職種に絞って探したことだと思いました。また、日本語の履歴書だけではなく英語のレジュメを作成して、その際にスキルや経験をまとめておくことも、外資系企業への転職を成功させるのに大きく役立つと感じました!

下記ページに英文履歴書フォーマットを掲載中です。ぜひご活用ください。

英文履歴書フォーマット
英文履歴書フォーマットの紹介です。参考にしてみて下さい。
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成功者インタビュー07 常に最新のレジュメを公開しておくことで転職成功! /journal/candidate-interview-vol7/ /journal/candidate-interview-vol7/#respond Fri, 15 Apr 2022 01:29:11 +0000 /journal/?p=1077

常にドアを開けておくことが重要。具体的には、レジュメを最新の状態に保ち公開しておくこと。

転職成功者様プロファイル:

採用決定までの転職活動期間 : 6か月

日本語レベル : ネイティブ

英語レベル : ビジネスレベル

転職前の会社の職種 : ホスピタリティ業界にて営業チームマネジメント

転職後の会社の職種 : 人材関連企業、リクルーター

応募 : 1件

スカウト : 5件

内定 : 1社

前職について

キャリアクロス:前職での担当業務を教えていただけますか?

転職成功者様:前職はホスピタリティ業界です。営業部門にて営業の管理を担当しておりました。私もマネージャーの一人として支店におりまして、トータル三つの拠点のマネジメントですね。

キャリアクロス:日系 / 外資系のどちらでしたか?

転職成功者様:外資系企業です。

キャリアクロス:英語を日常的に使っていましたか?

転職成功者様:ポジションによります。私は前職でも社内移動を頻繁にしてるんですけれども、最終的なポジションではあまり英語を使うことはありませんでした。それより前にダイレクトマーケティングに所属していたのですが、そのときの方が英語を使う頻度は高かったと思います。

英語学習

キャリアクロス:英語はどのように習得されましたか?

転職成功者様:私はスタートが遅かったんですけれども、新卒で入った会社が外資系企業で、そのときから英語を使う仕事をしたかったので、自己学習でTOEICの勉強を始めました。

リスニングはできるようになりましたが、スピーキングは自己学習での習得が難しかったので、会社在職中に7か月間、海外へビジネス留学をしました。そこは完全に英語環境でしたし、プレゼンテーションや資料作成などを通して、英語のレベルを上げることができたかなとは思います。

キャリアクロス:現地で英語力を鍛えたのですね。

転職成功者様:色んな国の生徒と英語でコミュニケーションをとることができましたので、スピーキングの力がついたと思います。

ビジネススクールということもあり、ビジネスに特化したカリキュラムで英語を学ぶことができました。

現職について

キャリアクロス:転職先について、外資と内資でご希望はありましたか?

転職成功者様:とくに希望はありませんでしたが、やはり英語を使いたいという事は考えていました。また、フラットなコミュニケーションが取りやすい雰囲気に惹かれて、外資系企業を選びました。代わりに求められるものはすごく多いですけれども。

キャリアクロス:外資系はフレックス制を取り入れている企業が多いと聞いています。実際はどうですか?

転職成功者様:現職はフレックス制ではないですが、仕事に関しては基本的に裁量を任されているので、きちんと報告できていれば早く始めて早く終わることは可能です。

キャリアクロス:現職の担当業務を教えていただけますか?

転職成功者様:現職は採用リクルーターです。採用のアウトソースを行っている会社になりまして、採用代行サービスになります。

クライアント先に駐在して、採用担当としてクライアント先が求めるような採用のフルサイクルを担っています。

キャリアクロス:求職者様ともお会いするのでしょうか?

転職成功者様:いいえ、求職者とはお会いすることはありません。面接に至るまでに、新しいポジションのお話をいただいたら、どういう人を求めているかなどのヒアリングをするため、求職者ではなくクライアントの採用マネージャーとミーティングをします。

最終的にオファーが出た際は、その方がご入社される初日まで、全てのプロセスを私達でやらせていただいています。

キャリアクロス:面接をすればいいだけの状態までセットアップするというわけですね。

転職成功者様:その通りです。

転職のきっかけ

キャリアクロス:転職されたきっかけを教えていただけますか?

転職成功者様:今回は、転職に関してすごく強い気持ちがあったわけではありませんでした。もし機会があればと思い、お声がかかった時にすぐに動けるように準備をする程度でした。

実際、興味のある人事の分野でお声がかかるようキャリアクロスに登録をしていたので、レジュメを最新の状態に更新しただけで、スカウトメールを通じてお声掛けいただくことができました。

今回まさに採用代行に関する求人のお話だったので、興味本位で、情報収集も兼ねてお話だけでも聞いてみようと思い返信しました。

お話を聞いてみますと、既存のチームメンバーが5名ほどいまして、ゆくゆくは営業のマネジメント経験を活かしてそのメンバーのマネジメントをして彼らをリードしてほしいといったプランがありましたので、応募することにしました。

キャリアクロスについて

キャリアクロス:最初に弊社サイトに登録した際、サイトに関して期待していた事があれば教えていただけますか?

転職成功者様:仕事を探すときに、どんな求人があるか情報が見やすく掲載されていて会社情報を簡単に確認できるところです。かつ、自分の情報を登録しておけばお声をかけていただけるので、プランがしやすくてすごく使いやすそうだと思いました。

キャリアクロス:キャリアクロスでの転職活動を通して、候補者の方に共有できるような成功の秘訣やアドバイスはありますか?

転職成功者様:一つ言えることは、常にドアを開けておくことが重要だと思います。具体的には、レジュメを常に最新の状態にして公開しておくことですね。

例えば、前職のお仕事で達成したことだとか身につけたスキルとか、何でもいいと思いますが、日々の生活の中でレジュメに書けるネタは増えてくると思うんですよね。

何年か前に登録してそのまま情報を更新しないで放っておくよりは、自分を売りにするネタ、という感覚で更新しておくと、企業側から目につきやすいレジュメになるのかなと思います。

そんなことをちょっと期待しながら、古いレジュメを放っておくことはないですね。

キャリアクロス:常に最新のレジュメを公開しておくことが大事ですよね。ありがとうございました。

インタビューを終えて

レジュメを最新の状態に維持して、常にドアを開けておくことは、転職成功の重要なポイントだと思います。なかなか企業からスカウトが届かないという場合でも、今までの経験から次に活かせるスキルをまとめて、日本語の履歴書や職務経歴書、英文レジュメを更新・公開しておくことが、転職成功への第一歩になると感じました。

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成功者インタビュー01 転職活動で意識したことをききました /journal/candidate-interview-vol1/ /journal/candidate-interview-vol1/#respond Thu, 27 Jan 2022 06:16:31 +0000 /journal/?p=876

「重要視したのは日本とは違うワークスタイル。東南アジアへの出張や、現地駐在の可能性の高い外資系企業への転職をめざしました。」

キャリアクロスを通じて転職活動を行い、めでたく転職を成功させた求職者さまに、ご自身の転職活動についておしえていただきました!

インタビュー:未来のビジョンをしっかり描かれているのが印象的でした

転職成功者様プロファイル:

前職 : 外資系コンサルティング会社 / テクニカルコンサルタント

現職 : 外資系インターネット関連企業 / テクニカルコンサルタント

応募 : 8社

スカウト : 5社

転職活動期間 : 4ヶ月

内定 : 2社

キャリアクロス:前職で担当されていた業務内容を教えてください。

転職成功者様:前職には新卒採用でテクノロジーコンサルタントとして入社しました。お客様へのシステム導入のお手伝い、エラーや動作確認など、システムエンジニアのような業務も並行して行っておりました。

キャリアクロス:前職が新卒でご入社されて、今回のご転職先も外資ですね。他のユーザー様でも外資系企業は人気がございますが、外資をご希望でしたか?

転職成功者様 :「外資」を意識していたわけではないですが結果的にそうなりました。応募したところは全て外資でしたね。元々海外での就職にすごく興味がありました。

前職でも海外出張の機会はあったのですが、大企業で人数が多く移住できる駐在は難しいところがありました。新しい職場では比較的中規模なので海外出張や駐在などのチャンスが高いといったところも魅力の一つでした。

キャリアクロス :他にも魅力的なものはありましたか?

転職成功者様 :はい。(転職先の)社内転職の制度もキャリアの選択肢が柔軟そうに思えたので、非常に魅力的でした。

キャリアクロス :海外での希望の勤務国はございますか?

転職成功者様 :東南アジア圏に興味があります。転職先のアジア管理部門が東南アジアの国にありまして、仮に駐在ができるとすればその国に駐在できる可能性があるので魅力的でした。

キャリアクロス :今回の転職では年俸は下がりますがその点についても教えてください。

転職成功者様 :採用担当者の方にも最初から伝えていましたが、年俸面は重視せず、海外に行ける可能性が高い、また仕事の仕方が自分に向いているかを重要視しました。年俸が下がる事に関して不本意だという事はありませんでした。

キャリアクロス :今回ご転職が決まった企業以外にも候補はありましたか?

転職成功者様 :東南アジアの国にある外資系の法人からも内定をいただき検討しました。そこで働く事も非常に魅力的で待遇面も問題なかったのですが、業務内容が少し自分のやりたい事とがずれていたので見送りました。

今の転職先の方が職務内容がよりやりたいことであったことと、海外駐在や出張の可能性があるのでこちらを選びました。

キャリアクロス :海外で働きたいと思うきっかけを教えてください。

転職成功者様 :あまり長期ではないんですけれども、交換留学でヨーロッパの国へ1年弱行っていまして、また中学生の時もこちらも本当に短期なんですけど、3週間ほど語学留学で別のヨーロッパ圏の国の全寮制の学校へ行っていました。

海外で勉強する機会を経て、社会人になっても海外へ行きたいという気持ちがありました。

キャリアクロス :留学先はヨーロッパ圏の国ということでしたが、ご転職先では東南アジア圏を希望されているということで、東南アジアにご興味を持たれた経緯をお聞かせください。

転職成功者様 :理由としては2つありまして、1つが前職で出張でインドに滞在した際に、現地スタッフの働き方がすごく気に入りました。日本と比べていい意味でラフに働いていてそこが自分には魅力的でした。

もう1つは、大学生の頃から旅行で東南アジア圏によく行くことがあり、文化的に自分に合ってそうだなと感じ、住んでみたいなと思いました。

キャリアクロス :キャリアクロスにご登録時、弊社の転職サイトにはどんな印象を持っていましたか?またご利用後、印象が変わった事はありましたか?

転職成功者様 :海外求人が多い印象がありました。実際に使うと、国内の英語求人も多い事に気がつきました。海外求人だけですと、数が限られるイメージがあったので、国内求人も合わせて幅広くみる事ができて良かったです。

インタビューを終えて

自分がどう働きたいかが明確で、目標達成に向け迷いがなく突き進んだのが転職成功の要因である印象を受けました。インタビューの中では「海外出張」、「駐在」のワードがなんども出てきて、東南アジアへ行きたいというパワーを感じる事ができました。東南アジアへの駐在可能性のある企業から2社内定が出た事により、選択肢が増えてしっかりと選べたようです。

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現地採用後の帰国について /journal/about-returning-to-japan/ /journal/about-returning-to-japan/#respond Mon, 31 Jul 2017 05:36:00 +0000 /journal/?p=137

海外で現地採用で働く場合、日本から派遣された駐在員のように、期限がはっきり決まっているわけではないものの、かといって永住する心積もりで住んでいる訳ではないことが多いと思います。
現地の方と結婚した場合は、ずっと住むことになるかと思いますが、独身であれば、どこかの時点でそろそろ日本に帰ろうかと思うことがあるのではないでしょうか。

そしてそう思ったら、ある意味、自由に日本に帰れるのも現地採用のメリットですが、このまま現地に残るか日本に帰るか、また日本に帰ってどうするかなどに関して、今回は書いてみたいと思います。
 
海外で働いてみようと思いたつのは、20代か遅くても30代前半くらいの方が多いかと思いますが、実際に働きながら住んでみると、思っていたのと違ったので、やはり日本の方が良いと、1~2年で日本に帰る方もいるのではないでしょうか。

我慢して住んでも、自分の人生のためになるとは思いませんから、私はこれはとても賢い選択だと思います。
むしろ日本の良さがしみじみと分かったわけですから、今後は日本の生活に不満をもつことなく、ずっとエンジョイして暮らせるのではないでしょうか。
 
海外で1~2年働いて帰国することに対して、負け犬のように思ってしまう人もいるようですが、そんなことは絶対にないと思います。我慢してでもその国に残らなければならない事情が特になければ、あたかも留学のように、短期の修行を終えたと考えればよいのではないでしょうか。

なので、どうもその国が合わないなと感じたら、勤めている会社の迷惑にならないように、きりのよいところで退職して、日本に帰るのが良いと思います。
 
バルセロナに住んでいたときに知り合ったフランス人の女性が、その人はもう何年もいろいろな国に住んでいたのですが、こんなことを言っていました。

「海外に住むとね、最初の一年はその国の良いところばかりが見えて、二年目に入ると嫌なところがだんだん見えてくるものよ。どの国にも好きなところと嫌なところがあるけれど、二年住んでみて好きだと思えるところが60%以上あったら、嫌いなところがあっても、まあその国に長く住めるわね。」
 
これは私も同感です。海外で2年働いたら一度、その国のどんなところが好きでどんなところが嫌いか自問自答して、今後の方向性を決めるのが良いでしょう。
そして嫌いなところの方が好きなところよりも多かったら、やはり日本に帰った方が良い。

必ずしも日本に帰る必要はなく、別の国を試してみるという選択肢もありますが、その別の国でもやはりそうやって自問自答しながら、ずっと住むか住まないかを決めていけば良いと思います。
日本人は我慢したり苦労することが美徳とされがちですが、どうせだったら楽しく生きたいと思いませんか?
そう思うようになったのは、私がラテン系の国に長く住んでいるせいかもしれません。
 
別に2年でなくても、3年でも4年でも5年でも良いのですが、結局やはり日本に帰るという選択肢をとる理由の一つには、婚期を逃すという心配を挙げる人もいるかもしれません。

その国は好きでずっと住んでいけそうだけれど、結婚するならやはり日本人と結婚したいという人や、その国の人とはどうも縁がない、でも結婚したいという人です。
この場合、では日本に帰ればすぐ結婚出来るかと言うと、そういわけでもないのがツライところですが、「結婚する」という人生設計が出来ていることは良いことだと思います。

ただ、「結婚する」ということを目標や目的にしてしまうと、相手へのこだわりがなく失敗してしまうことにもなりかねませんから、結婚に関しては、良い人が現れたら結婚するというスタンスで構えていたほうがよいかもしれません。
そう思うのもやはり、ラテンの国に長く住んでいるせいかもしれません。
 
結婚を考えてではなく、働きながら住んだ国が、やはり馴染めなくて日本に帰る場合、帰国後の就職先を探す必要があります。最近は、海外で働いた経験がある人材を、「グローバル人材」として探す企業も増えてきているようですから、そのような求人では有利かもしれません。

ただせっかくある国に馴染めずに日本に帰ったのに、経験を買われて、結局またその国に派遣されてしまうこともあるかもしれませんね。
また、そうならないように、全く関係のない会社に応募すると、せっかくこういう経験があるのにと、敬遠されてしまうこともあるかもしれません。
 
私自身は日本に帰国して就職活動をしたことがないので、あまり適切なアドバイスは出来ませんが、いつも、日本に帰って仕事を探すことはあるかもしれないことを、頭の片隅においています。

幸い今まで住んだ国は、1ヵ国を除いて好きな面が半分以上あったので長く住んでいますが、それでも今住んでいるところに骨を埋める心積もりもないので、いつかは日本に帰るんだろうな、とぼんやり思っています。

尚好きになれなかった1ヵ国は、1年過ぎて無理だと思ったので、1年半後に会社に辞めさせてもらう旨を伝えて、2年後にその国を離れて別の国に行きました。
 
もし日本に帰って就職先を探すとしたら、恐らくその国だけでなく、周辺の国を含めた地域の情報に精通していることをアピールポイントにして、仕事を探すだろうなと思います。
日本ではまだまだ、日本人も沢山住んでいるアメリカやヨーロッパでさえも、その国の情報は海外の情報源に頼る場合が多いように思います。
それだけ、現地の情報に精通して、それをしっかり日本語で伝えられる日本人は数が少ないのではないでしょうか。
 
海外で現地採用で働く際には、その国がやはり合わずに短期間で日本に帰ることや、気に入ってある程度の期間を住んだけれども、何らかの事情で将来日本で帰る場合もあることを想定して、日本でもつぶしがきくように、住みながら現地の情報にこだわりをもって、精通できるように心がけたほうが良いと思います。

それは単に観光スポットやグルメ関係でもよいですし、交通事情、芸術関係や政治の動きを追うのもよいでしょう。
住んでいる国が好きか嫌いかに関わらず、これだけは人に負けない、というトピックで詳しくなっていると、日本に帰っても就職活動に役立つのではないかと思います。
できれば一つの国だけでなく、ヨーロッパ全体とか、東南アジア地域とか、中南米とか、地域に広げた知識をもてれば理想的です。
 
いかがでしょうか。現地の情報に関しては、私自身は政治動向の情報を追うようにしています。正直日本では政治に殆ど興味がなかったのですが、海外の政治は安定した日本の政治よりも「面白い」面があります。

国によってはへたなテレビドラマより面白かったりします。よく海外の人と話をする際に宗教と政治の話はしない方が良いと言われますが、現地の人の意見を「聞く」ことは問題ありません。

私はそうやって人の意見を聞いたり教えてもらったりしながら、ビジネスにも影響を及ぼす政治動向に、詳しくなるように努めています。

この記事を書いた人

T様

海外在住暦20年のビジネスウーマン。夢だった海外生活のため日本の勤務先を休職し、スペインに単身留学。卒業後、現地の日系グローバル企業に就職し、その後南米に転職。合計4ヶ国での勤務を経て、現在は営業管理職を務める。

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