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Heartseedは2015年の設立以来、「再生医療で心臓病治療の扉を開く」のミッションを掲げ、心筋再生医療の1日も早い臨床応用に向けて取り組んでいます。
心筋梗塞などにより心臓の組織が壊死(えし)を起こして心臓のポンプ機能が低下するのが心不全です。患者数は日本で130万人、米国では500万人とされています。失われてしまった心臓の組織は元に戻ることはなく、心臓移植しか根治の可能性がありません。ところがドナー(心臓の提供者)不足で十分な治療を届けられていないのが実態です。
その心不全に対して、我々はiPS細胞から心臓の細胞を作製して心臓組織に移植する治療方法を開発しています。 私が1995年に骨髄間葉系細胞から心筋を作製できることを世界で初めて報告して以来、間葉系細胞を投与する多くの臨床研究がなされてきましたが、どれも十分な効果は得られていません。私は当時から心不全の有効な治療には心筋を大量に作製して移植するしかないという考えのもと、患者さんの安全性・メリットと再生医療の産業化を常に念頭に置き、ES細胞及びiPS細胞を用いた心筋再生医療の研究を進めてきました。
数多くの企業、アカデミア及び日本政府のご支援とご協力を受け、弊社のリードパイプラインであるHS-001の臨床試験の開始もいよいよ間近に迫ってまいりました。この他にも、心筋再生医療が当たり前の世の中になることを目指して、次世代パイプライン及び効率的・効果的なiPS細胞作製関連の研究も進めています。心臓病の領域における真の再生医療の実現を通して、より良い世界をつくり、再生医療のリーディング・カンパニーになれるよう、社員一丸となって全力で取り組んでいく所存です。 今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。